良いも悪いもインターネットという新しいメディアが近年では大衆化して来ました。市民の手に身近な存在になった事は大変喜ばしい事ですが、その一方で個人や企業がネットに起因したトラブルに遭遇し始めています。かつてインターネットが日本国民の間に普及し始めた当初は、リアルとは違う別の隔離されたマニアックな人々が集う場所として、社会的に扱われていました。しかし、今では有名人や政治家や経営者、そして大勢の大衆が実名でネットに参加しています。気軽にコミュニケーションが交わせるネット掲示板やブログ、そして短文投稿サイトやメッセンジャーアプリが登場しました。市民同士の交流が盛んになり、世界が広がった一方で、些細な言葉尻を取って特定個人を不当にバッシングしたり、私念から執拗に特定アカウントをストーカーしたり、誹謗中傷する迷惑なユーザーが出現し始めています。

まずは自衛する事が誹謗中傷対策として有効です

「炎上」といった言葉が世間一般で通用してしまう程、近年ではネット上での誹謗中傷が常態化しています。過激な発言が原因で有名人のブログが炎上するケースも増えてきました。政治や経済や思想を巡る話題は、人々によって価値観が異なるため、無暗にブログやSNSで扱ってしまうと、厄介なユーザーを呼び寄せてしまうきっかけになります。誹謗中傷対策の予防法として、自分の個人ブログやプライベートなSNSアカウントでは極力、必要が無い限り、政治信条や思想などを投稿しないようにしましょう。揚げ足取りをして、特定個人のブログやSNSを炎上させて憂さ晴らしをする、非常に厄介なクレーマーのようなネットユーザーから、身を守らなければいけません。誹謗中傷対策としては消極的かもしれませんが、クレーマー的なユーザーに付け入る隙を与えない事が何より大事です。また投稿する文章は丁寧な文体を意識し、また特定の職業や性別、国籍の方々に不快な気分を与えないように、たとえ個人でも情報の配信者だという自覚を持ち、配慮した表現を意識しなければいません。

実際に誹謗中傷の被害を受けたら、通報や相談が大事です

一方で実際にブログ炎上やネット掲示板での嫌がらせ、SNSでの一方的なバッシング等、誹謗中傷の実害に遭遇した際は、毅然とした誹謗中傷対策が必要です。まず始めに取り組むべき対策は、管理人や運営企業に相談する事になります。小さな掲示板にも管理人はいますし、SNSやブログなら大手企業が運営していますので、実際に受けた被害をEメールやフォームで伝えましょう。個人情報が晒されている場合などは迅速な連絡が必須です。続いての誹謗中傷対策ですが、ネットに強い弁護士に相談する方法となります。管理人や企業の窓口に相談しても返事がない、あるいは有効な処置が施されない時は弁護士に事情を説明し、法的なアプローチで反撃しなければいません。弁護士に相談し、弁護士が迷惑行為をする人物の利用するプロバイダに法的根拠に基いて要請をすれば、誹謗中傷を繰り返す人物はネット利用が出来なくなりますし、バッシングの文章なども法的なアプローチをする事で削除が迅速に進められます。